*これもすべて同じ一日*

毎日の備忘録。最近は作ったもの=食べたもののことばかり。

接吻

極端なシチュエーションですね。
主演の小池栄子。目千両。すごい目力。この目がね、怖い!怖いよー。彼女は世の中を恨んでいるんだね。で、復讐したい。この作品全体に満ちている緊迫感や異常性は彼女の存在ゆえでしょう…
トヨエツは、登場シーンで「ああトヨエツといえど寄る年波には勝てませぬな」なお腹だった(今回は43歳の役なので、フラガールのおにいちゃん役のミラクルを考えると年相応ですが)。ずーっとしゃべらず、途中から小池栄子の献身的な愛(っていっていいのかな。行為、かな)でかわっていく。味があります。気持ちがほぐれていくのね。でも小池栄子はかわらないから…
仲村トオルはひとり常識人で優しく。かなり彼の存在で役者2人も観客側も救われたと思うよ…

タイトルの由来は意外だった。スタッフロールの前にでるタイトル、こわい。
ともかく不快感というかゾッとする気持ちを存分に味わいました。次は陽気な映画を見ることにします。