雨が相変わらずひどい。墓穴の人は髪を切りに実家方面に帰っていったので、平日と変わらず一人で家にいる。曜日感覚がなくなっていくのが怖い(王様のブランチを見て土曜と気づく有り様。せめて虹色ジーンの時間帯で気づこうね)。
「とある…」の続きを流しながら、ようやく重い腰を上げて結婚式のアルバムを作ることにする。結婚式ではデータ(修正済)納品のみでお願いしていたので、アルバムがなかったのだ。頼まなかったものの、自分で作るつもりでいた。一緒に頼むとけっこういい値段(8万~)するということ、フォトブックは今まで何度か作ったことがあって編集・構成作業が楽しかったのでまたやってもいいかも、と考えていたから。だけれども
- 結婚式の写真は700カット以上あったので、使う写真を選ぶだけで相当手間がかかる
- 結婚式=後に残すアルバムになるから、ちゃんとしたものを作りたいという気負い
とか普段よりも敷居が高く、結局去年の夏休みに少し手を付けたっきり放置していたのでした…正直、甘く見ていたね、私は…お金そこまでケチらず、頼めばよかった…そう思ったのも、カメラマンさんが写真データをすべてくれる前にまず100カット位使ってムービーを作って送ってくれたんだが、それがものすごくよかったからなのです。何をケチケチしていたんだろう、結婚前の私よ…。
まあ今さらあーだこーだ言っても仕方ないし子供がうまれたらアルバムづくりも永久停止だと思ったので、とりあえず作業をすすめることに。実際フォトブックをどこで頼んだかというと、「マイブック」さんにしました。
アスカネットのマイブック | 高品質フォトブックは世界が認めたマイブック
- 専用の編集ソフトがあること。
- マイブックは割とネットで評判が良さそうだったし、先輩花嫁さんでもここで作った人を何人か見かけたこと
- アスカネット自体が結婚式カメラマン向けのアルバム事業をやっていること。
マイブックさんで作るのは初めて。今までは全部photobackさんで作っていました。文庫サイズ*1で本棚に入りやすい、値段が安価、編集がし易いし文字やレイアウト等デザインが好き…と気に入っていたのだけれども、写真の画質だけがあと一声で、旅行の記録用ならphotobackで満足だけれど、綺麗な写真を大判で残したかったので今回はやめました*2。
さて作業手順はというと…
写真のレイアウトとかは、編集ソフトに入っているテンプレートもあるのでそのまま使っても良いのですが、そもそもどの写真をどれぐらいピックアップすれば○○ページに収まるのか…?というのが、経験不足ゆえ想像しずらい。ので、実際のアルバムのサンプルを参考にさせていただきました。
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私が頼んだカメラマンさんではないのですが、ここの藤田努さんの結婚式写真が好きです。blogに最近撮った写真をよく載せてらっしゃいますが、ホント素敵。みんないい表情…そしてアップも引きもどちらもいいかんじ。
ここのサンプルを見てだいたいのイメージをふくらませて写真を選ぶ…のだが、これが難しい。お支度シーンの写真を選びすぎ→10ページ以上使いそうになったので泣く泣く一部カット。ポーズ写真はポイントにして、当日ダイジェストっぽくなるように、参列者の写真も交えて…あああキリがない!この写真はナシナシ!(涙)と何度写真を消したことでしょう。
編集ソフトであとからページ追加は出来ますが、10ページ単位なので、ある程度ページ配分を考えないと大変なことに。見失いがちになるので、途中でまたアルバムサンプルを見て頭を冷やして…これの繰り返し。
編集ソフトの使い勝手はというと
- 重い!
- 使い勝手は悪くもないが、よくもない。
- テンプレに写真をあてはめるだけなら使い勝手はいいかもしれない。
- が、シンプルなテンプレートが少なく、ちょいダサいのでそれをそぎ落とそうとするのに手間取る
- 自作のテンプレを保存できればいいのに…
- 編集ソフトのほうでモノクロ・セピア化・グラデーションぼけとかの多少の加工はできるので、割り切れば元データの編集をしなくてもいける。
- 表紙の文字入れ、「中央揃え」とかバチっと位置ぎめする機能がないので、目視で真ん中らへんに字をいれました。ずれてないといいな…ドキドキ。
- 編集ソフトから直接発注できるので、それはそれで便利
まあ可もなく不可もなくって感じ…68点くらい?もっと洗練した使い勝手だったらいいけど、無料ソフトに多くを求めすぎかもしれない。
だいたいのべ8時間くらいで作成しました。もらったデータがすでに修正済みだったので、特に画像をいじったりせずでこの時間。ともかく写真を選んだり構成するほうに時間がかかったかなあ…もう、ほんと、お金の余裕があるならアルバム頼んじゃったほうがいいと思います。まだ現物が届いてないので、届いたら仕上がり具合についても書いてみようかな。
最後に。私達が写真を頼んだのは久保真人さんというカメラマンさんでした。ドキュメンタリータッチな感じで、でもどこかやわらかいとろっとした空気感のある写真。今見返してもいい写真ばかり(私達の写りもそうなんだけど、参列者のふとした表情をばっちり撮っていてくれたので、あとから「こういう風な顔してくれてたのね~」ってわかって嬉しくなったのだった)。お願いしてよかったなあ。