*これもすべて同じ一日*

毎日の備忘録。最近は作ったもの=食べたもののことばかり。

2019年2月24日 ヅカ熱が微妙に再燃したり

先週の後半から、微妙に宝塚熱が再燃している。

 

スカイステージ(宝塚専用チャンネル)に再び契約しようかと思ったけれど、今月来月はどうしてもみたいという作品がなくて…でもみたいので単発でAmazonで借りることにした。家には80枚くらいスカステを録画したDVDがあるはずなんだけど…kindleで見られる方がながら見しやすくて。

とりあえず月組アーサー王伝説」を。 

ケルトの王アーサーは、隣国から美しいグィネヴィアを王妃として都・キャメロットに迎え、忠誠を誓う円卓の騎士らと共にサクソン人の脅威から自国の防衛に奔走していた。ある日、湖の騎士ランスロットが円卓の騎士に加えて欲しいと、キャメロットを訪れるのだが…。 

 珠城りょうさんお披露目公演。ちゃんとキャストを見てなかったんだけど、ご贔屓の朝美絢さん(あーさ)と輝月ゆうまさん(まゆぽん)が出ていた!!!!

あーさのランスロットは当然のようにカッコよくて、そりゃグィネヴィアも惚れるよね…。そしてまゆぽんメリアグラス!!!すごい。ソロナンバーもいくつかあり、なんて上手なんだ。途中からメイクもぶっ飛んでいた。

フレンチミュージカルの曲(というか作曲者のアチア氏の?)って、いわゆるブロードウェイのそれとはちょっと趣が違う感じ…その瞬間流れがとまるような。

話はザ・王道だし、グィネヴィアの振る舞いにおいおいとツッコミたくなるのだけれど、曲がいいせいなのか、俳優陣がベストキャストだったせいか、3回見ても意外とあきない。

 

そんでもって熱が高まっているところで、一度見てみたかったファントムのDVDを買いました(唐突)。

雪組宝塚大劇場公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ファントム』 [Blu-ray]

雪組宝塚大劇場公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ファントム』 [Blu-ray]

 

19世紀後半のパリ、オペラ座通り。無邪気で天使のように美しい娘クリスティーヌ・ダーエが歌いながら新曲の楽譜を売っていると、群衆の中にいたフィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵がその声に魅了され引き寄せられてくる。オペラ座パトロンの一人であるフィリップは、クリスティーヌがオペラ座で歌のレッスンを受けられるよう取り計らう。
オペラ座では支配人のジェラルド・キャリエールが解任され、プリマドンナである妻カルロッタを伴ったアラン・ショレが、新支配人に就任する。キャリエールはショレに、この劇場の地下深くにある小さな沼のほとりには“オペラ座の怪人”と名乗る幽霊が棲んでいると告げる。しかしショレは、解任されたキャリエールの嫌がらせに過ぎないとして、取り合おうとしなかった。やがてクリスティーヌがオペラ座へやって来るが、その若く可愛らしい姿に嫉妬したカルロッタは、彼女を自分の衣装係にしてしまう。それでもクリスティーヌは憧れのオペラ座にいられることに幸せを感じていた。
ある日、クリスティーヌの歌を聞いたファントムは、その清らかな歌声に、ただ一人彼に深い愛情を注いだ亡き母を思い起こす。そして、仮面で顔を隠してクリスティーヌに近付いたファントムは、歌の指導をさせて欲しいと申し出るのだった。やがてビストロでコンテストが行われ、まるで神が舞い降りたかの如く歌ったクリスティーヌは大喝采を浴びる。クリスティーヌの歌声を聞いたカルロッタは、彼女が「フェアリー・クイーン」のタイターニア役を演じるべきだと進言。フィリップはクリスティーヌの成功を祝福すると共に、彼女への恋心を打ち明ける。幸せそうな二人の姿を、ファントムが絶望的な思いで見つめていた。
「フェアリー・クイーン」初日。罠と知らずカルロッタに勧められた飲み物を口にしたクリスティーヌは、突然声が出なくなってしまう。客席からは野次が飛び、舞台は騒然となる。そこへ、怒り狂ったファントムが現れ、彼女を自分の棲家へと連れ去っていくのだった。その行動はクリスティーヌへの愛の表現にほかならなかったが、それが彼を悲劇の結末へと向かわせることとなる……。    

劇団四季とかでやってる「オペラ座の怪人」とは結構趣が違う。

「ファントム」のファントムは少年ぽくて、恐ろしい存在…って感じではない。ラウルは出てこなくて代わりにパトロンのシャンドン伯爵(でも恋人同士ではない)。元支配人のキャリエールが二番手役、メグ・ジリーは役はあるけど空気…あとファントムには6人のきれっきれダンスを披露する従者がいる(どこからやってきたのか彼らは??)。

だいもんさん、まあやきほちゃん、歌うますぎでしょう。過去のファントムは見たことないんだけれど、これだけ主役の比重が高くてナンバーも多くて作品的にも歌の重要性が高い…のに、見事!!!2人とも、セリフのような歌って感じで…はあー。だいもんんさんが特にグッときた。ふるえる少年のような、神経質でガラスのような心をもつファントム…。。。。まあやきほちゃんの歌声は、天使の歌声というにまさしくふさわしい。

カルロッタの舞咲さんは怪演、見事。キャリエール彩風さんは、ちゃんと老け役でやってて、予想を超えてよかった。彩凪シャンドンはキラキラで!さて本命のあーさ。よかったよ。意外なことにシャンドン伯爵(役替り)よりアランショレのほうがはまっていたのは…これをどうとればいいのか…。いや、でもシャンドン伯爵の役替りハイライトはなめつくすようにみたよ!!なんてかっこいいんだあーさ…。

 

ファントムの脚本て正直ツッコミどころ満載では??と思うし、クリスティーヌにいらっとすることしきりなんだけれど、楽曲とメインキャストが良すぎた。何度も見ちゃう。ただ一本物だから長いんだよね3時間…。私はショーの1時間をリピしまくりたいのだ…。

 

週末は動物園に行ったりしたけど、花粉症がはじまったうえにファントムを見て寝不足で具合が悪くて、2号さんにやつあたりしまくっていた。よくない大人だった…。