*これもすべて同じ一日*

毎日の備忘録。最近は作ったもの=食べたもののことばかり。

崖の上の/ポ/ニョ

川崎の映画館が1000円の日だったので、朝も早から見てきました。
ちょっとネタバレ含む。
…うーん?
メルヘンっぽい感じかな?と思ったけど、とんでもなかった。
シュール。なごむというよりも、キモチワルイ…かも。

映画館で見ている私達の視点からだと、ポニョは人面魚。でも、映画の中の人たちは1人をのぞいてみんな「金魚だね」「かわいいね」と言っている。まあここら辺はアニメだからね…と思うんだけど、じゃあなんで、「人面魚」ってわかる人がいるのか?(この登場人物は、ちょっと意地の悪い素直になれないおばあさん。人面魚が浜に来るとつなみが来るんだ、ということもなぜか知っている)
全体的に登場人物たちの思考回路がわからない…津波がきているのに必死で家に帰ろうとしたのはダンナと連絡とるためなのか?なんでそのあといきなりホームにもどろうとするのか?ポニョがいきなりやってきてなんで受け入れられちゃうのか?(まあそこはアニメだから…と自分を納得させてみる)
試練が待っている…ってあれが試練!?けっこう最後があっという間で、拍子抜け。サチとあの人は何をしゃべっていたの?養育費…なんてうがったことではないのだろうけれど。

全体的に親子関係がとても希薄に感じられた。5歳の宗介少年の家で、パパママアナタではなくお互い名前で呼び合っているのにも違和感…ポニョにも…なんで陸にいっちゃったの?人魚物語ベースだから?

ともかく設定はあるんだろうけど中途半端にしか触れられていないので、伏線回収は???と「ポーニョポニョポニョ」を聞きながら疑問符が。もしかして、実はみんな死んでいるんじゃ…?

波と魚のアニメーションは綺麗(とくにオープニングと、津波の上を疾走するポニョのシーン)なので、わりきってみれば楽しめるかも。あとモールス信号を送るところとか、けっこう笑いが起きてました。

一番気になったのは、海の魚を真水にいれてるシーンで…塩素はいってないのかな、とかそんなことばっかり気になってしまった。

あ、でも久しぶりに子供が一杯いるところにいって、素直な反応とかがかわいいなあって思った。子供が欲しいっていう人の気持ちが判るわ。