*これもすべて同じ一日*

毎日の備忘録。最近は作ったもの=食べたもののことばかり。

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6 #10「The Winds of Winter」(最終話)感想 その1

盛大にネタバレなので一度とじます。

 

 シーズン6はちっとも話がすすまないし、最終話でどうやってまとめるつもり?まー、デナーリスがウェスタロス侵攻するくらい?(ホジホジ)とシラけた気持ちもあったんですが、いやー、ものすごい展開だった。

 

 

 

 

キングスランディング

ロラスとサーセイの裁判が開かれる日、雀聖下・雀達・マージェリー等は大聖堂に集まる。ロラスは罪を認め、ハイガーデンの継承権を捨てて聖兵となることを誓う。

サーセイは支度を整えるが、レッド・キープを出ない(=大聖堂には向かわず)。王のトメンもまた改造マウンテンに阻まれレッド・キープの部屋から出ることが出来ない。メイスター・パイセルは一戦終えて(笑)部屋を出たところに小鳥に声をかけられ、王からの呼び出しと思ってある地下の部屋へ行くが、それはクァイバーンの罠だった。小鳥達にめった刺しにされてパイセル死亡(!)。

サーセイ達が来ないので雀聖下はランセルを迎えにやらせる。その道中、あやしい子供(=小鳥)を見かけて後を追い、地下道に迷い込む。するとそこにはワイルドファイアが…。その直後、背中から小鳥に刺されるランセル。ワイルドファイアは、ろうそくが溶けきる時引火して爆発する仕掛けになっており、なんとか止めようとするが…。

一方大聖堂ではマージェリーが、トメンとサーセイが来ないことに裏を感じて、ここから出ようと声をあげるが、聖兵に邪魔される。その最中に地下のワイルドファイアが爆発して(ランセル死亡)、大聖堂は吹き飛ぶ。雀聖下、マージェリー、ロラス、メイス・タイレル、(あとたぶんケビン・ラニスターも??)死亡。

ワインをかたむけほくそ笑むサーセイ。これはサーセイの策略だったのだ。沈黙の修道女をいたぶり、改造マウンテンにあとを任せて、Shameと言って部屋から去る。トメンは窓から爆破された聖堂を見て、部下の報告を聞き、投身自殺。 

 

サーセイは王座にのぼり、サーセイ1世となる。

何話か前にサーセイとクァイバーンが言っていた噂って、ワイルドファイアのことだったんですな。てっきり雀聖下が実はやらかしてるとかと思っていた。

雀聖下はこのまま出続けてもうざいだけなのでそろそろ…と思ったら、まさかマージェリーまで死亡。これでサーセイの目の上のたんこぶを片付けたわけだ。マージェリーは賢そうだし、このあとまだまだサーセイと張り合ってくれると思っていたのに…( TДT)

メイスターパイセルだけが小鳥に刺されたのが謎ではあるけれども、聖堂に行くのが遅れて、聖堂の爆破に間に合わないかもしれないから呼び出して殺した…のかな?

 トメンも可哀想だなー(シーズン6の彼には終始イライラしたけど)。これでサーセイは子供を全員失ってしまった…失うものもなくなっちゃったし、自己愛強すぎる上に行動力だけはあるサーセイさん。王座にもとうとう登った。でも最後の味方のタイレル家まで敵に回して味方がいない状態、どう考えてもこのままでいられるわけがない…。

サーセイの即位する様子を見るジェイミーの複雑そうな表情…かつてジェイミーは王都を焼こうとした狂王を殺して止めたわけだが、今回はどうするのか?シーズン6ではジェイミーとサーセイはよりを戻した感じで、(あれ…原作ではジェイミーは愛想を完全に尽かした感があったのにな…)と思ってたけれど、ここで同じ流れになるのか?しかし二人の王を殺した男になってしまうのは可哀想…だから、かわりにブライエニーが…ってならないかしら。どうでしょう。

フレイ家

リヴァーラン奪回を喜ぶウォルダー・フレイ。ジェイミーはこれで王都に帰還。ある日一人で食事をするフレイに、給仕女がパイを持ってくる。「見慣れない顔だ。息子たちはもう着いているはずだが」というフレイに、「もう、いますよ?」と返す女。なんと息子たちはミンチされてパイの具に…。驚くフレイに、顔の皮をはがして本当の顔を見せる給仕女。アリアだったのだ!!アリアはフレイの喉を掻っ切る(フレイ死亡)。

息子たちって沢山いたと思うんだけれども、皆殺しにしちゃったんだろうか?これで殺したいリストのうちまた1人始末したわけだ。このあとはどこに行くんだろう、アリアは…。今回登場しなかったハウンド、また南に追放されたレッド・ウーマンと合流するのかしら。